真性陥没乳首の手術ってどんなの?費用はいくら?

陥没乳首って見た目にも悪いし、将来赤ちゃんに母乳をあげる時の事を考えると。。
『このままでいいのかな。。。』
と悩んでしまうことだってありますよね。
陥没乳首には2種類あって
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乳首を刺激しても勃起しない真性の陥没乳首
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乳首を刺激すると勃起する仮性の陥没乳首
があります。
(関連ページ|陥没乳首の種類・真性/仮性の陥没乳首とは?)
このうち仮性の方が陥没乳首マッサージなどで改善することが可能なんですが、真性の陥没乳首の場合はマッサージや乳頭吸引機を使っても改善しにくく手術で改善する必要がでてきます。
目次
陥没乳首の手術は保険が適用される
陥没乳首の手術というと美容整形外科でうん十万円支払う必要がある。。と勘違いされがちなんですが、実はそうではないんです。
陥没乳首は刺激しても乳首が乳房に埋もれたままという状態なので、赤ちゃんに母乳をあげるのに支障がでる(授乳障害と言います)ので国が保険の適用を許可してくれていて、美容整形外科でも3割負担で手術をすることが可能なんですよ。
陥没乳首の手術の内容と費用
陥没乳首の手術には大きくわけて2パターンがあります。
- 一つは乳管束と呼ばれる母乳の通り道を切断しない方法
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もう一つは乳管束を切除してしまう方法です
これから出産の可能性がある方には前者の乳管束を保存する方法が適用されることが多く、もう赤ちゃんを産む可能性がないという場合には後者の手術方法が適用されることが多いです。
陥没乳首の手術ってどんなの?
陥没乳首は乳管を支える役目をしている繊維組織が未発達だったり癒着してしまうことで、乳管を支える代わりに乳管を乳房内に引っ張り込んでしまうことが原因で起こります。
なので陥没乳首の手術は乳首が乳房内に引き込まれる原因を除去することが目的となっています。
陥没乳首の手術の実例

こちらは恵比寿ウェストヒルズクリニックさんのホームページから引用させていただいた、陥没乳首の保険適用手術の一例です。
- まず陥没した乳首を糸を使って引っ張り出す
- 次に乳管自体を傷つけないように切断する
- そして陥没の原因となっている癒着部分を取り除く
- 場合によっては身体のほかの部分の皮膚を使って縫合する
というのが大きな手術の流れで、後はまた陥没してしまわないようにドーナツ状の器具で癖付けていくという流れになっています。
陥没乳首の手術にかかる費用はどれくらい?
うえで紹介した保険適用手術の場合
- 片側だけの手術で23,000円
- 両側の手術で46,000円
です。
手術前・手術後の診察に関わる費用は含まれていないので注意してください。
また病院や美容外科により価格の設定にはばらつきがあります。
手術までの流れはどうなの?
まずは病院に行き診察を受けます。
そしてその後、実際に陥没乳首の手術を受けることになります。多くの場合日帰りで手術が可能なので、とくに生活に支障がでるということはないでしょう。
手術後は乳首部分にしっかりと血流が通っているかを見てもらうたびに数日後に再度病院に行き診察してもらう。
という流れになります。
よくある質問|手術後に痛みはないの?乳首は黒ずまない?
手術後に痛みはあります。
ただ病院で痛み止めのお薬が処方されますので、そちらを飲んでおけば生活に支障はでません。
また手術後すぐあとは乳首が赤黒くなることがありますが、時間が経つにつれてこの症状は改善していくので、そこまで心配する必要はないでしょう。
あと、、
乳首の感じ方が手術前と後では変わるんじゃないかって心配される方がいるんですが、基本的にそういうことはないようなので安心してくださいね。
保険適用手術以外だと数十万の費用が必要になります
ここまでで紹介した手術は保険適用の手術なので国が7割負担・患者さんが3割負担となり費用がかなりお安くて済むんですが、あくまで手術は陥没乳首を治して授乳に問題が起こらないようにするというのが目的です。
なので手術は(もちろんお医者さんも人なので乳首の見た目を悪くしようとはしませんが)美容目的ではないということを知っておきましょう。
しっかりと美的観点から見ても美しい乳首を作りたいという場合は美容整形外科で保険適用手術を行ってくれるところを探すことをオススメします。
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