乳首乳輪の病気|乳腺炎とは?原因・症状・対策方法

目次
乳腺炎ってどんな病気?
乳腺炎は乳腺部分がなんらかの原因で詰まってしまって、炎症が起こってしまう病気です。
乳腺炎はどんなことが原因で起こる病気?
乳腺は母乳を作る乳房の内側にある部分なので、特に妊娠中に女性ホルモンの体内量が急増した時に起こりやすくなります。

妊娠すると女性ホルモンが体内で急激に増えるようになります。
この女性ホルモンの効果で乳腺が発達していき母乳が作られるようになるんですが、母乳をしっかりと出さないでいると乳腺のつまりが起こりやすくなって乳腺炎になる確率が高まります。
他にも乳首・乳輪に傷ができて、そこからばい菌が入ることで乳腺炎になることもあります。
跡を残さない乳首乳輪の傷の治し方はこちら
乳腺炎の症状は?
乳腺炎の炎は炎症の炎です。
このため痛いと感じたり熱を持つようになります。
さらに病状が進行すると乳房が赤く腫れてしまったりして、身体全体が発熱することもあります。
最悪手術が必要なケースもあるので早め早めの処置が重要なんですよ。
乳腺炎が進行してしまっている場合は(妊婦さんで定期検診の予定が入っていてもそれまで待たずに)すぐに病院で診断してもらい治療を開始することをオススメします。
<コラム:乳腺炎の手術>
乳腺炎が悪化するとバスト内に膿がたまって痛み・発熱がでてくるようになります。これを改善するために手術で切開をして膿を取り出すというケースがあります。バストの切断って怖いですよね。。そうならないようにこのページを参考にしてみてくださいね♪
乳腺炎の予防方法は?
乳腺炎は乳腺で生産される母乳が溜まり過ぎることが原因で起こりやすくなります。
なので母乳が出るようになったら、乳房内に溜めておかずにしっかりと外に排出してあげることが重要です。
こちらは乳房内の構造をイラスト化したものなんですが、小葉と書かれている部分が母乳の生産工場の役目をしてくれています。
ここから乳管をとおって乳頭から母乳がでるのが私たちのバストの仕組みなので、
乳腺炎を防ぐためには全ての乳管に母乳がたまらないようにすることが重要です。
バスト全体をマッサージしてあげるなどして、母乳がたまらないようにしましょう。
<乳腺炎予防のためのワンポイントアドバイス>
脂質の多い食事や砂糖分の多い食事でも乳腺がつまりやすくなると言われていますので、バランスのとれた食事も重要です。
妊娠中は産婦人科のお医者さんと定期的に会う場合が多いとおもいますので、妊娠そのものだけじゃなく、妊娠時の乳腺炎を予防するための生活スタイルについても相談してみると乳腺炎になる確率が低くなるのでオススメです。
乳腺炎は妊婦さんなら誰もがかかる可能性のある病気
こちらは女性2,160人を対象に乳腺炎にかかったことがあるかをアンケート調査した結果です。
見てみると
4人に1人が乳腺炎になるという統計を多い少ないどちらでとるかは別として、妊婦さんなら誰もがかかる可能性がある病気だと思って対策をしておくことが重要です。
乳腺炎になった方の体験談
男の時は出産3カ月目くらいになりました。夜中に飲ます回数が少ないときがありあまった母乳をそのままにしていたのである日突然右が痛み出し、乳房がカチカチになり熱も40度近く出ました。病院で抗生剤などを処方してもらい乳房はシップで冷やし、余った母乳は搾乳機で搾って破棄しました。長女の時は出産10日で左がなってしまいました。治っても痛みは両方今でもあります。根っこみたいなものがあるんですね。
引用元|https://www.premama.jp/
こちらはプレママタウンという妊婦さん専門のサイトからの引用文章です。
ここまでお話ししてきたとおり、
妊娠時に母乳をしっかりと出さない事が乳腺炎の原因となっています。
なので(なんども同じことを言っていますが)母乳をしっかりと出すことが重要です。
搾乳機を使って母乳をためないようにする方法がオススメですので、興味があれば以下のページも合わせてチェックしてみてくださいね。
関連ページ|授乳時におっぱいが傷つかない方法まとめ
乳腺炎を予防して乳首を綺麗に保ちましょう
乳腺炎は妊婦さんでなる人もいればならない人もいる病気ですが、なってしまったら妊娠という大変な時期がさらに大変になってしまいます。
ストレスはビタミンCを身体から奪ってしまうと言われていて肌トラブルを誘発する可能性が高いので、乳首乳輪の肌のトラブルが起こる可能性もまったくゼロではありません。
ストレスから肌のターンオーバーの乱れが起こって乳首乳輪が黒くなってしまった。。。
といったことが起こらないようにしっかりと乳腺炎を予防しつつ、生まれてくる赤ちゃんとの対面を楽しみに毎日を過ごしていきましょう。そのためにこのページがお役に立てたのなら嬉しいです^^
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