乳首・乳頭から膿がでる時の原因と対策

- 乳首乳輪から膿がでた。。
- 黄色い液体がブラの内側についている。。
- 乾いた膿が白く固まって乳首にこびりついちゃってる。。
乳首って赤ちゃんにお乳をあげるのにも、男性へのセックスアピールにも、女性にとってものすごく大切な部分なので乳首に膿がでたらそれだけで気分がブルーになっちゃいますよね。
このページでは乳首乳輪から膿がでる原因を病気以外と病気と2つに分けてわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にして悩みの解決のヒントにしてみてくださいね。
目次
乳首乳輪から膿がでる原因|病気以外
アトピー皮膚炎が原因で乳首から膿がでる
乳首乳輪って身体の他の部分にくらべて皮膚が薄く傷つきやすいと言われています。
アトピー肌の場合は特に刺激に敏感で肌が荒れやすい体質なので、乳首乳輪が乾燥した状態で摩擦が起こると傷ができてそこから炎症が起こり、炎症が悪化すると膿がでる可能性があります。
授乳・愛撫が原因で乳首から膿が出る
赤ちゃんの乳首を吸う力って想像よりもものすごくて、陥没乳首だった女性が母乳で赤ちゃんを育てたら陥没していた乳首が吸いだされて陥没乳首が治っちゃった。。という体験談もあるほど。
そんな赤ちゃんの吸引力が原因で乳首が傷つき炎症が起こることで膿がでる場合があります。
また男性が愛撫で乳首をかじったりしたことが原因で傷がついてしまい膿がでる場合もあります。
乾燥が原因で乳首から膿がでる
乾燥と乳首の膿ってあんまり結びつかなさそうですよね。でも実は関係があるんです。
乳首と乳輪はうえの項目でもお話したとおり皮膚が薄く傷つきやすい部分です。そんな乳首と乳輪が乾燥するとそれだけで摩擦に弱くなってしまいちょっとした刺激で乳首乳輪が傷ついてそこから膿がでる可能性もあるんです。
例えて言うなら冬の乾燥してひび割れた田んぼです。
水分が失われて少し足で擦ると簡単に土が剥がれちゃいますよね。
これと同じような状態が乳首乳輪部分にも起こうと、乾燥が原因で簡単に乳首と乳輪が傷つくということが起こるようになるんです。
乳首乳輪の膿の予防方法
ここまで紹介した3つのケースで起こる乳首乳輪の膿を防ぐ方法は何より保湿です。
保湿をしてあげることで乳首乳輪が摩擦に強くなり刺激に対する防御力が高まりますので、乳首乳輪が傷つきにくくなることで炎症が起こる可能性が低くなり、膿がでるようになる可能性が低くなります。
傷ができてしまったという場合には、乳首乳輪の傷を治すとっておきの方法を別ページで解説していますのでそちらを参考にして傷を早く治して膿がでないようにしましょう。
関連ページ|乳首乳輪に傷がついた時の正しい治し方
乳首乳輪から膿がでる原因|病気関連
乳腺炎が原因で乳首乳輪から膿がでる
乳腺炎とは乳首が傷ついてしまったことが原因で炎症が起こり、悪化すると膿がでるのが特徴の病気です。
悪化した場合、熱がでたりして最悪病院に入院して手術の必要もある病気なんですよ。
うえでお話した授乳時の傷が原因で乳腺炎になることもあります。
関連ページ|乳首乳輪の病気|乳腺炎の原因と対策・治療方法
パジェット病が原因で乳首乳輪から膿がでる
パジェット病とは乳管内にできたガンです。
パジェット病になると乳首が赤く腫れたりただれたりして膿を伴うこともあります。
パジェット病は転移の可能性が低いガンと言われています。
関連ページ|乳首乳輪の病気|パジェット病の原因と対策・治療方法
パジェットイド病が原因で乳首乳輪から膿がでる
パジェトイド病はパジェット病に似た症状で、
- 乳首が赤く腫れる
-
乳首がただれる
- 乳首から膿がでる
という症状があります。
パジェット病にくらべてパジェトイド病は転移の可能性が高い病気ですので、注意が必要です。
関連ページ|乳首乳輪の病気|パジェトイド病の原因と対策・治療方法
乳首乳輪の膿の予防方法|病気の場合
ここまで3つ代表的な乳首乳輪に膿を伴う病気を紹介してきましたが、これはあくまで一部です。
- 乳輪下膿瘍
- 乳管内乳頭腫
- 乳管拡張症
などなどいろんな病気の可能性がありますので、乳首乳輪に膿がでて特に授乳や男性からの愛撫など原因が思い当たらない場合、病気の可能性を考えて病院で医師に診察してもらうのが何より大切です。
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