乳首・乳輪関連の病気|乳房パジェット(ページェット)病

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- 乳首が最近赤い
- 妊娠してないのに乳首がただれている・湿っている
もしこのようなことを経験されていたらこのページでお話ししているパジェット病について確認する良いタイミングかもしれません。
このページではパジェット病についてできるだけわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
パジェット病とは?
パジェット病とは平たく言うと乳がんの一種です。
とはいっても乳がん全体の中で発症率は(1〜2%だという説もありますが、)0.5%程度とかなり低くなっていて、早期治療が可能な乳がんの一種とされていますので、もし誰か知り合いがパジェット病だと発覚しても落ち着いて対応することが重要です。
臨床病理学的な発現頻度は、Paget病が乳癌全体の約0.5%です。
引用元|http://nyugan.info/tt/qa/q1_13.htm
乳房の内側にある乳首の部分、乳管にガン細胞ができて乳首の表面に現れてしまったものを、発見者の名にちなんでパジェットと呼ぶようになったことからパジェット細胞と呼ぶようになったことがこの病名の由来となっています。
<パジェットの由来についてもう少し詳しく>
パジェット細胞・パジェット病の由来となったパジェットは人名でイギリス人の外科医、James Pagetさんの名前が由来となっています。
彼が1874年に乳首が赤くなりただれる症状がガンと関係していると発表したことがきっかけでパジェット病の歴史がはじりました。
パジェット病の特徴
パジェット病にかかった乳首の画像
引用元|http://nyugan.info/tt/qa/q1_13.htm
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まずは論より証拠、パジェット病になった乳首(うえ)を見てみましょう。
パジェット病の特徴に「びらん」というものがあって、うえの画像でもびらんという表現がでてきていますが、びらん=ただれだと思っていただいてOKです。
パジェット病の症状
初期には乳首・乳輪部分にかゆみや赤みがでるようになります。
そしてガンが進行してくると乳首が大きくなっていき乳輪との境目がわからないほど大きくなることがあるのが特徴です。
<注意>
パジェット病の初期症状はかゆみや赤みなので、バイキンの繁殖による皮膚病と勘違いされやすいです。またかゆみは乾燥肌などによっても引き起こされるので、気付きにくい場合が多々あります。
皮膚病だと思っていたのにパジェット病だった場合、皮膚病に対する治療薬を使っても効果が現れない・現れにくくなりますので、皮膚病薬を使っても改善しないという場合は注意が必要です。
パジェット病かどうか迷ったらこの部分をチェック
パジェット病のただれは乳首の開口部分からただれることが多いとされています。
また湿疹も乳輪からはじまるのではなく乳首部分から始まるとされています。
パジェット病についてお医者さんがネット上でお話ししてくれているサイトがありましたので内容を抜粋して紹介しておきます↓
乳管開口部にできる「乳癌」です。(早期乳癌)
(乳管開口部のある)乳頭部正面が「癌化」するので「その部位にビランを形成」します。
♯よくある「乳輪部の湿疹」との鑑別点は「乳頭部正面が病変の始まり」であることです。(乳頭正面が爛れて、それが乳輪部に拡がることはあっても、乳輪部からで
きて乳頭部に拡がることはありません)
引用元|http://nyuugan-plaza.com/question/chikubi-shikori/
パジェット病は転移する?
パジェット病は非浸潤性と呼ばれる転移しないタイプである場合がほとんどです(100%ではありません)。非湿潤性は一般のガン用語でいう良性に近い意味を持っていると思って良いでしょう。
ただし、良性だからといって何もしなくて良いというわけではなくしっかりと医師の監督のもと治療する必要があります。
逆に転移する浸潤性と呼ばれる転移するタイプのガンの場合、パジェトイド病という名称が使われますので、そちらを参考にしてみると良いでしょう。
パジェット病の治療方法
パジェット病の診断方法は?
パジェット病は目視での診断がむずかしいと言われていて、レントゲン・超音波検査(エコー検査)・マンモグラフィーなどでも発見がむずかしいためMRIで精密検査を行われる場合が多いです。
また転移が少ないタイプのガンだと先ほどお話ししましたが、100%転移の可能性がないというわけではなくて、リンパ節などに転移している可能性もありますので、そちらについても検査をされる場合があります。
パジェット病の治療方法は?
手術によるガン摘出という方法がまずありますが、状態が良い場合は見た目のことも考えて乳房全体・乳首を切除する手術は行わずに以下のような治療方法が行われることがあります↓
- 放射線治療
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抗がん剤の注射
- レーザー治療(レーザーでガン細胞を死滅させる)
といった方法が適用されることになります。
治療方法はどのように判断して決められる?
リンパ節への転移がある場合は、身体全体を流れるリンパ液にのってガンが転移する可能性があるため、ガンにおかされているリンパ節の摘出手術が必要になってきます。
パジェット病の特徴らしく乳管部分にのみガンが発見された場合には、手術または状態を見てうえで紹介したような治療方法が選択されることになります。
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このページはパジェット病についての一般知識をまとめたものであり、当方は医師免許を持っていません。このため、このページは参考までにとどめていただき、正確な診断や判断は医師にご相談ください。
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