乳首・乳輪のかゆみの原因5つとその対策まとめ

- 乳首と乳輪が仕事中にかゆくなっちゃって。。
- 誰にも見られないようにこっそり腕でゴシゴシ。。
- 我慢できずにトイレにかけこんでカキカキ。。
乳首乳輪部分って男性ならいざしらず女性がおおやけにボリボリとかくことができる部分じゃないので、かゆみが出てしまうとかなりツライですよね。
このページではそんな乳首乳輪のかゆみの原因と対策をそれぞれ解説していますので、ぜひ参考にして日々を健やかに過ごしてくださいね♫
乳首乳輪がかゆくなる原因とその対策
ではここから主な乳首乳輪の痒みの原因とその対策を1つずつ見ていってみましょう。
乳首乳輪の痒みの原因1|乾燥
乳首乳輪の痒みの原因の代表的なものが乾燥です。
乾燥して乳首乳輪の水分が失われると乳首乳輪部分の皮膚細胞が水分でうまく繋ぎ止められなくなり、結果冬の干からびた田んぼのような状態になってしまいます。
すると繊維の刺激やブラの摩擦でも肌が傷つきやすくなって痒みが発生してしまいます。
乾燥による乳首乳輪の痒みの対策・改善方法
乾燥が原因で起こる乳首乳輪の痒みの対策で最も重要なのが保湿です。
保湿をしてしっかりと乳首乳輪の皮膚を潤わせてあげるだけで肌自体が潤いバリアで守られて摩擦や繊維の刺激を受け付けなくなります。すると痒みが改善されるというわけですね。
また同時にブラや乳輪乳首に直接触れる衣類はコットン100%などの低刺激性のものを選びましょう。
乳首乳輪の痒みの原因2|女性ホルモンバランスの乱れ
毎月決まって同じ時期(たとえば生理前)に乳首乳輪が痒くなるという場合は女性ホルモンの体内バランスの乱れが乳首乳輪の痒みの原因かもしれません。
こちらのグラフを見てみて下さい↓

このグラフは女性ホルモンの体内分泌量と基礎体温など生理との関係をまとめたグラフなんですが、赤い線のグラフに注目してみましょう。
赤線はエストロゲン・卵胞ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの体内分泌量を表しているんですが、実はこの女性ホルモン、減少するとエラスチン・コラーゲンといった女性の肌にうるおいを与える成分の体内量を減少させてしまう事が分かっているんです。
すると前述のかゆみの原因、乾燥と同じことが乳輪乳首に起こるので痒みの原因になるというわけなんですよ。
女性ホルモンによる乳首乳輪の痒みの対策・改善方法
生理前はエストロゲンの分泌量が減少するのが私たち女性の体内メカニズムなのである程度は避ける事ができませんが、極力女性ホルモンの体内バランスの乱れを減らす事でかゆみを減少させる事は可能です。
女性ホルモンは視床下部と呼ばれる脳の部分でコントロールされることが分かっています。
そしてこの視床下部、実は自律神経の働きをつかさどっている部分でもあるので、自律神経が乱れるような事が起こると女性ホルモンのコントロール能力も悪くなってしまい女性ホルモンバランスが乱れるということが起こります。
なので自律神経の乱れの原因となる不摂生な生活を避けて規則正しい生活を心がけ、さらにストレスをできるだけ解消していくことが自律神経の乱れをなくして、女性ホルモンバランスを安定させることに役立ちます。
また前述の乾燥の対策と同様に保湿をしてやることで痒みの改善効果が期待できます。
あと、大豆イソフラボンなどの植物性エストロゲンを多く含む食事を摂ることで生理前のエストロゲンの減少度合いを軽減する効果も期待できますので実践してみましょう。
(関連ページ|女性ホルモンと植物性エストロゲンの関係 *姉妹サイトのページが開きます)
<生理前のイライラも自律神経と女性ホルモンの乱れが原因>
生理前になるとイライラしちゃう女性っていますよね?
これは生理前に女性ホルモンバランスが乱れることが原因で自律神経のバランスが同時に乱れてしまうことが原因だと言われています。
女性ホルモンが私たちの情緒部分にも深く関わっているんだなと思わせられる身体の仕組みですね。
乳首乳輪の痒みの原因3|不清潔・蒸れ
乳首乳輪って普段ブラに覆われているので肌から蒸発する水分が溜まりやすい部分だったりします。
特に夏は湿気で胸が蒸れて気持ち悪い、、汗疹(あせも)ができてかゆいという事を経験する女性も多いでしょう。
この状態をほうっておくと雑菌が繁殖して痒みが起こる事も考えられます。
不清潔な衛生環境による乳首乳輪の痒みの対策・改善方法
まず何より通気性の良い衣類でバストの蒸れを予防するようにしましょう。
そしてお手洗いに行った時はハンカチなどで軽くバスト内の汗を拭きとってやるようにします。
これだけでも蒸れが改善されて汗疹が起こりにくくなる効果がある程度期待できますので、かゆみの改善に役立ちます。
乳首乳輪の痒みの原因4|病気(乳腺炎・パージェット病などなど)
乳首がある乳管の内側にある乳腺が炎症を起こすとかゆみが起こる事があります。
- 乳腺炎
- パジェット病
- 乳がん etc.,
など様々な病気が原因で乳首にかゆみが起こることがありますので、これまで特に痒みを感じていなかったのに急に痒くなりだしたという場合は注意が必要です。
病気が原因で起こる痒みの対策・改善方法
もちろん病気が原因なので、病気の改善が何よりのかゆみの改善方法です。
乳首乳輪部分の病気については当サイトの別カテゴリーで詳しく解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
乳首乳輪の痒みの原因5|乳首乳輪の傷
男性からの愛撫・赤ちゃんへの授乳などが原因で乳首乳輪に傷ができてしまうことがあります。
傷は乾燥させておくとふさがりやすく治りやすいと言われていますが女性の場合、社会的にバストを外に出しておくなんてことはできないしブラをしなくちゃいけないのでどうしても乳首乳輪の傷が治りにくい、傷に雑菌が繁殖して悪化してしまうということが起こりがちです。
そしてこの傷も乳首乳輪の痒みの原因になります。
乳首乳輪の傷が原因で起こる痒みの対策・改善方法
当サイトの別ページで愛撫で起こる乳首乳輪の傷の改善方法を詳しく解説しているページがあります。
乳首乳輪の傷のとっておきの治し方を紹介しているページとなっていますのでぜひ参考にしてみてください。
関連ページ|乳首乳輪の傷の正しい治し方
正しいケアで乳首と乳輪の痒みを改善していってください
乳首と乳輪の痒みをほうっておくと仕事中にも気になって仕事が手につかなくなったりするものですね。
このページで紹介した5つの原因を読んであなたが心当たりがあるものがあれば、ぜひ改善方法を実践するようにしてみてください。
もう一度簡単にまとめておくと
乾燥による痒み
⇒保湿が重要です・衣類は低刺激のものを選びましょう
女性ホルモンのバランスの乱れによる痒み
⇒保湿が重要です・自律神経を安定させる生活習慣を実践しましょう
不清潔さが原因の痒み
⇒通気性の良い天然素材の衣類を着るようにしましょう
病気が原因の痒み
⇒病気を治すのが先決です。そうすれば痒みも改善するでしょう
傷が原因の痒み
⇒当サイトの別ページを御覧ください
という事になります。
このページがあなたのお役に立てましたように☆
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